結論から言うと、シンガポール移住・海外転職は、海外未経験の方には、あまりおすすめではありません。
経験豊富で英語力も高い方なら問題は無いでしょうが、そうでない方には難易度は高めな印象です。


シンガポールへ移住した際の仕事は?
シンガポール移住で仕事を探す方法、おすすめのエージェントは?
まず、求人の探し方について
他の東南アジア諸国では、日本と比較し経済がまだ発展していないため、現地採用ではなく、駐在での採用をおすすめいたします。
しかし、シンガポールは経済発展が著しく、現地採用でも待遇面では全く問題ありません。
ただし、現地採用の場合は駐在での採用よりも、労働条件についてしっかりと確認した方がいいです。
このサイトに詳しく確認事項がまとめられているので、ぜひ確認してみてください。
転職エージェントの探し方については、こちらの記事をご覧ください。
シンガポールでは、どんな仕事・職種があるの?
シンガポールの求人の特徴は、法務・コンサル・秘書等の職種が多いところです。
また、教育にも力を入れているので、日本語教師や塾講師の採用もあります。
例えば、
- コンサル系:人材コンサル (シンガポール島、3,500~7,000SGD)
- 事務:秘書(シンガポール島、1,500~2,000SGD)
- 教育:塾講師 (シンガポール島、4,500~5,000SGD)
このような求人が多いです。
1SGDが77円前後なので、かなり給料が高いですね。
シンガポールで仕事をする際に、必要な言語能力は?
他国と比較した場合、求められる英語力はかなり高いです。
シンガポールでは英語が公用語として定められているため、英語力が無ければ、転職することは難しいでしょう。
最低水準としてTOEIC700点はあった方がいい印象です。
管理職としての募集の場合は、ビジネスレベル(800点以上)が求められる求人が多いです。
>> TOEIC 900 独学
シンガポール移住で仕事を探すなら、転職エージェント
海外転職に転職エージェントを利用する人が増加傾向にあります。
エージェントとは、応募者と求人側の間に立って、調整してくれる方々を指します。
転職エージェントには大きく2種類があります。
日本に拠点を置いているエージェント
シンガポールに拠点を置いているエージェント
どちらも利用してみることをおすすめします。
特徴としては、
日本に拠点を置いているエージェント = 駐在案件が比較的多い
シンガポールに拠点を置いているエージェント = 現地に特化した情報がある
があります。
日本に拠点を置いているシンガポール転職エージェント
有名なものはこの2社です。


シンガポールに拠点を置いている現地の転職エージェント
パーソルシンガポール – PERSOL SINGAPORE
日系の大手人材会社とアメリカ系の会社の合弁企業です。
日系企業はもちろんですが、現地人材の求人も扱っていることから、幅広い案件を取り扱っていることが特徴です。
- 8 Marina View, #11-01 Asia Square Tower 1, Singapore
- パーソルシンガポール
パソナシンガポール
シンガポールに於いて35年の歴史を持つ会社です。
そういった長い歴史がある会社なので、日系・外資・現地企業を問わず、幅広いネットワークを持っています。
- 1 FINLAYSON GREEN #09-02 SINGAPORE
- パソナシンガポール
シンガポールでの転職エージェントの選び方
エージェントの良し悪しは会社での評価というよりも、良い担当者に巡り合うことが出来るかどうかで決まります。
そのため、優秀かつ親切な担当者がいるであろう会社を選ぶことが大切です。
上記で紹介させていただいた会社は、どれも「長い歴史」と「高い評判」を持っております。
日本に拠点を置いているエージェント & シンガポールに拠点を置いているエージェント
それぞれ1つずつを選択肢、まずは話を聞いてみることをおすすめいたします。
シンガポールへ海外転職・移住した際の労働環境・ビザについて
シンガポール転職の仕事環境について
日本と比較し、労働環境はかなり良いです。
一番のポイントは、契約での条件と実際の労働環境が異なるということが少ない点です。
(日本では多いですよね・・・!)
そのため、良い環境で働きたい方は、必ず契約前に労働環境について、書面で確認をすることが重要です。
シンガポールで仕事をするためのビザについて
このサイトに分かりやすく書いてあります。
現地採用の場合は、自分で手続をすることも多いので、事前に情報は調べておきましょう!
特に結婚されている方は、配偶者のビザについても確認をしてくださいね。
シンガポール移住の生活費・貯金について
シンガポール移住生活の食費
日本より高いです。
月に500-600ドル程かかります。
特に、ローカルでないレストランや日本食等を食べる場合は、出費がかさんでしまいます。

シンガポール移住の交通手段
最高の環境です。
食費は高いですが、交通費はかなり安く抑えることが出来ます。
0.77~2.02ドルで電車に乗ることができます。
どこまで行っても、乗り換えをしても最高で2.02ドルです。
*suicaのような交通カードを使った場合の料金です。
シンガポールに移住して、どれくらい貯金できる?
賃貸をシェアハウスにした場合、おおよそ15-20万円前後で暮らすことが出来ます。
(家賃込み)
もちろん、日本料理屋での外食が多くなってしまうと、かなり出費がかさむので、そういったものを抑えた上での話です。
シンガポールに移住・海外転職した際の賃貸マンション・アパートについて
シンガポールに住むなら、どんな家が多いのか、気になりますよね。
日本語に対応した不動産会社も多くあるので、こういったサイトで簡単に探すことができます。

日本語での検索なので、安心感がありますね!
試しに、検索してみると・・・
一番安い部屋で、1,500SGDでした。
日本円だと、116,000円くらいですね。
高いですね・・・。
シンガポールではシェアハウスに住むことが一般的みたいなので、個人での賃貸よりもシェアハウスを探した方がいいかもしれません。
「コリビング」という新しい暮らし方もあるみたいです。
『コリビング』って知ってる? – シェアハウスじゃない、シンガポールでの新しい暮らし方
これだと、最低が1,200SGDからになるみたいなので、約9万円まで家賃を落とすことが出来ますね!
シンガポールに移住するならどの地区がおすすめ?
住む地区で家賃も大幅に変わってくるので、まずは家賃から決めた方がいいかと思います。
前述したように、電車料金はどこまで行っても変わらないため、通勤に不便なく、安い賃貸を探すことを優先した方がいいでしょう。
総評としては、「日本のような先進国で働きたい方」にはおすすめですが、物価や生活水準・求められるスキルの面では万人向けではない印象です。
他の東南アジア諸国の方が、物価も安いため、暮らしやすいかもしれません。
マレーシアのジョホールバルは、シンガポールに車で1時間程で行くことが出来ますし、町並みも綺麗なため、「シンガポールが良いけど、難しいかな・・・」という方は、マレーシアについて検討してみてください。
>> マレーシア 移住 仕事
>> ベトナム 移住 仕事