結論から言うと、フィリピン移住・海外転職は特定地域ではおすすめです。
というのは、首都マニラは治安が良くないため、海外に慣れた方以外は最初は避けた方がベターと思われるためです。
ただ、治安の良いセブ島や他の地域はおすすめです。
本気で考えている方は、まずは日本の大手転職サイトやエージェントに登録しましょう。
例えば、リクナビネクストやリクルートエージェントです。
まずは大手転職サイトとエージェントの2つに登録し、それを元に計画を立てて行くほうがいいと思います。


さて、
フィリピンは人口が急激に伸び、今後の経済成長が期待できる国です。
2025~2030年には日本の人口を追い抜く計算です。
(現時点で、1億1千万人程です。)
フィリピンに住んでいる日本人は2019年時点で1万7000千人程だそうです。
島が多い国でリゾート地もたくさんあるので、休日は海辺で優雅に・・・なんて生活も気軽にできそうですね!
この記事では、
- 「フィリピン転職のおすすめサイト・エージェントは?」
- 「フィリピンへ海外転職するってどんな感じ?」
- 「フィリピンに住むってどんな感じ?」 そんな疑問にお答えしていきます。
フィリピンへ移住した際の仕事は?
フィリピン移住で仕事を探す方法、おすすめのエージェントは?
まず、求人の探し方について
フィリピン現地の人材会社が掲載しているものと、日本の大手人材会社が掲載しているものの2種類があります。
基本的に前者の求人はフィリピンに本社機能を置いている企業が多い傾向にあります。
反対に後者は日本に本社機能がある会社が多いです。
また、前者はいわゆる現地採用というものが多いです。
要するに、日本法人で採用されるわけではなく、フィリピンの現地の法人と直接雇用契約を結ぶという形態です。
大まかには差がないのですが、
給料の額や、給料の一部を日本円で入金してもらえるか等、が変わってきます。
初めての海外転職を検討されている方は、まずは日本の大手人材会社が掲載している案件から見ていく方がいいかもしれません。
冒頭でもお伝えしましたが、リクナビネクストやリクナビエージェント等の大手にまずは登録してみましょう!


フィリピンでは、どんな仕事・職種があるの?
営業、ゼネコン、カスタマーサポート、ITまで、幅広い求人があります。
他の東南アジア諸国と比較すると、IT系の職種が多いようです。

例えば、
- IT系:ブリッジエンジニア(セブ島、80,000~150,000ペソ)
- IT系:インターネット広告の運用(未経験可)(セブ島、46,000ペソ)
- 営業:日系法人営業(Cavite カビテ、70,000ペソ)
- 事務: 学習塾にまつわる事務業務(セブ島、60,000ペソ)
- 工場:アパレル工場管理(セブ島、100,000ペソ)
このように多彩な職種があります。
1ペソが2.16円前後なので、おおよそ10万~20万円の範囲ですね。
タイやベトナムと比べると、給料水準は高くはないようです。
これは営業の職種ですが、
企画営業・未経験OK・セブ島勤務 給与:250,000円~
こんな案件もありました!
比較的給料水準が低いフィリピンですが、探せば良い案件がありますね!
フィリピンで仕事をする際に、必要な言語能力は?
日常会話レベルの英語力が求められる企業が多いようです。
ただし、フィリピンといえば語学学校!
「英語が出来なくとも、仕事をしながら語学学校で英語力を磨く」
こういった要件をつけている会社もあります。
TOIECは最低限のレベルをクリアし、あとは現地でメキメキと英語力を磨きスキルアップ!そんな生活ができそうですね。
日常会話というとTOEICでおおよそ600点以上です。
このレベルの点数であれば、私が紹介する勉強法をすればすぐに突破できると思います。
TOEIC勉強法については、また他の記事でご紹介します。
>> TOEIC 900 独学
シンガポール移住で仕事を探すなら、転職エージェント
海外転職に転職エージェントを利用する人が増加傾向にあります。
エージェントとは、応募者と求人側の間に立って、調整してくれる方々を指します。
転職エージェントには大きく2種類があります。
日本に拠点を置いているエージェント
フィリピンに拠点を置いているエージェント
どちらも利用してみることをおすすめします。
特徴としては、
日本に拠点を置いているエージェント = 駐在案件が比較的多い
フィリピンに拠点を置いているエージェント = 現地に特化した情報がある
があります。
日本に拠点を置いているフィリピン転職エージェント
有名なものはこの2社です。


フィリピンに拠点を置いている現地の転職エージェント
リーラコーエンフィリピン – REERACOEN Philippines Inc.
有名な日系のエージェントです。
マニラとセブ島に拠点を持っており、それぞれの地域に根ざした求人を紹介することが可能です。
- マニラ : Unit 6A, 6th Floor, Sotto Wing, First Life Center, 174 Salcedo Street, Legaspi Village, Makati City, 1229, Philippines
- セブ島 : 6/F GagfaTower, F. Cabahug St.,Kasambagan, Cebu City 6000, Philippines
- Reeracoen Philippines inc
J-K NETWORK MANPOWER SERVICES フィリピン
求職者の国籍を問わず、あらゆる職種からエグゼクティブ求人・マルチリンガル求人を取り扱っていることが特徴です。
- Unit 5-QRST, Crissant Plaza Bldg., 272 Commonwealth Ave., Old Balara, Quezon City, Philippines, 1119
- J-K NETWORK MANPOWER SERVICES
フィリピンでの転職エージェントの選び方
エージェントの良し悪しは会社での評価というよりも、良い担当者に巡り合うことが出来るかどうかで決まります。
そのため、優秀かつ親切な担当者がいるであろう会社を選ぶことが大切です。
上記で紹介させていただいた会社は、どれも「長い歴史」と「高い評判」を持っております。
日本に拠点を置いているエージェント & フィリピンに拠点を置いているエージェント
それぞれ1つずつを選択肢、まずは話を聞いてみることをおすすめいたします。
フィリピンへ海外転職・移住した際の労働環境・ビザについて
フィリピン転職の仕事環境について
フィリピンはタイやベトナムとは異なり、週休2日制です。
日本と変わらない生活が出来ますね!
ただし、応募前に、募集要項をしっかり読み、休みについては確認しましょう。
「週休2日制」と「完全週休2日制」は異なるものなので、注意です。
フィリピンで仕事をするためのビザについて
ここは初期の段階では考えなくても問題ありません。
これだけ多くの日本人が移住している国なので、サポートも手厚いです。
面接時に、人事担当に聞くほうが早いでしょう。
フィリピン移住の生活費・貯金について
フィリピン移住生活の食費
ローカルの食事であれば、1食50円程度から食べることが出来ます。
日本食では600-1,000円程になります。
フィリピンは日本料理店が多くはないです。
現在少しずつ増えてきているみたいですが、そうなればもっと価格が下がってくるかもしれません。
まあ、少し割高ですが、異国で日本食が食べられることを考えると、そこまで高くないです。

フィリピン移住のおすすめの交通手段
首都のマニラは電車が通ってますが、それ以外はバスやタクシーが主になります。
あとは、トライシクルという三輪車のような車もフィリピン特有で有名です。
おすすめは、フィリピンもGRABです。
アプリで乗りたい場所と行き先を選ぶだけなので、英語が出来ない方でも問題ありません。
先に値段がわかるので、安心して使うことが出来ます。
1日の生活費は家賃を除くと食費や交通費では1,000円以下で過ごすことが出来ます。

フィリピンに移住して、どれくらい貯金できる?
外国人が不便なく暮らせる最低限の条件で、おおよそ8~9万円で暮らすことが出来ます。(家賃込み)
そのため、お給料の残り金額は貯金可能です。
もちろん、日本料理屋での外食が多くなってしまうと、かなり出費がかさむので、そういったものを抑えた上での話です。
フィリピンに移住・海外転職した際の賃貸マンション・アパートについて
フィリピンに住むなら、どんな家が多いのか、気になりますよね。
日本語に対応した不動産会社も多くあるので、こういったサイトで簡単に探すことができます。

日本のサービスなので、安心ですね。
試しに、20,000ペソ (42,000円)程で検索してみると・・・
なんとプール・ジム付きの物件が・・・。
家具家電付きですぐに新生活がスタート出来、この賃料・・・。
最高ですね。
フィリピンに移住するなら、マニラ?セブ?
冒頭にもお伝えしましたが、海外に慣れていない方はマニラではなくセブをおすすめします。
マニラも危ない地域を避けることで、何の問題もなく過ごせるようですが、フィリピンの都市部で暮らしても給料はそこまで高くはないので、せっかくならセブがいいですよね!
フィリピンに移住すれば、他の国にも旅行しやすい
簡単です。すぐに行けます。
こういった点も海外で働くことの魅力だと思います。
金曜の夜に思い立って、ふらっとシンガポールやベトナムに行くことなんて、すぐに出来ます。
しかもLCCが発達しているので、航空券も安いです。
日本に住んでいると海外が遠くに感じますが、心理的な距離も物理的な距離もかなり近いです。
飛行機ですぐです。
こういったものも海外転職の醍醐味ですね。
さて、フィリピンでの生活はご想像できましたでしょうか。
迷ったのであれば飛び込んでみるのも一つの選択肢だと思います。
フィリピンへようこそ!
>> インドネシア 移住 仕事
>> シンガポール 移住 仕事