就職活動や転職活動で、独学でTOEIC高得点を獲得する必要があるけれど、
どのように勉強をしていけばいいか分からない。
いつも時間が足りなくなってしまう
そんなお悩みはありませんか?
私も実はそうでした。
この記事では、独学にてTOEICで高得点を獲得するために、実際に私がどのような勉強をしたのかを紹介いたします。
私はこの勉強法で、初受験にて905点を獲得することが出来ました。
この記事を読むことで、
TOEICで高得点をとるための全体像
具体的に何をするべきか。
勉強方法、スケジュール
について理解することができます。
>> toeic900 参考書
TOEIC受験前の私の状況 600-700点からスタート

TOEIC受験を決めた後、はじめに自宅で模試を解きました。
その際のスコアが、600-700点というスコアです。
大学受験の際に、相当な時間を費やした分の貯金で、このスコアをとることが出来ました。
そこから、3ヶ月の勉強期間で、905点まで上げることが出来ました。
話がずれてしまいましたが、スタート地点が700点弱という前提で読んでいただければと思います。
もちろん、ここに記載している勉強法は、どんなスコアの方にも応用できると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、受験時点で社会人だった為、勉強時間はあまり確保できませんでした。
平日は終業後(20:00-22:00)に図書館。
休日は午後からはずっと図書館。
という生活を3ヶ月続けました。
TOEIC試験の全体像を把握
当たり前ですが、最初にどのような試験なのかを把握しましょう。
一般的に、TOEICのスコアというと「TOEIC Listening & Reading(L&R)」のことを指します。
TOEICの問題形式
まず大きく2つのセクションに分けられます。
リスニングセクションとリーディングセクションです。
それぞれが同じスコア配分で、合計990点満点のテストになります。
後述しますが、高得点をとるためにはリスニングの攻略が必須です。
リスニングが苦手な方でも、対策とコツをつかめば、問題ありません。
その、リスニングとリーディングセクションの中でも、パートが分かれます。

リスニングセクション
リスニングセクションは45分間で、Part 1〜4までの問題数100問。
Part1が6問、Part2が25問と、このPartは問題数が少ないですが、甘く捉えずにしっかりと対策を立てましょう。
リスニングセクションの実感として、
周りの受験生が必死にマークしている時間に、次の問題の読解と予想を出来るレベルになれば、高得点をとれるようになると思います。
難しいと思ったときは、そこは捨てて、次の問題の先読みに時間を使ってください。
リーティングセクション
リーディングセクションは75分間で、Part 5〜7までの100問。
時間がギリギリになります。
多くの受験生は、時間内にすべてを終えることが出来ません。
模擬試験で自分のスコアを把握する
あくまでも参考スコアにしかならないですが、まずは自分の立ち位置を把握しましょう。
精選模試や公式問題集でOKです。
制限時間も公式のものと同じにし、途中休憩も無しで、2時間ぶっ続けで取り組んでください。
この時点で意識して欲しいことは、自分にとって何が課題なのかを洗い出すことです。
そもそも分からない単語が多すぎて、前に進まない。
リーディングはなんとなく分かるけど、リスニング慣れしておらず、ボロボロ
時間が足りない
問題形式に慣れておらず、解きにくい。
などなど、人によって感じることが違うはずです。
TOEIC試験の受験日設定
全体像の把握が終わったら、さっそくですが受験を申込みましょう!
「勉強してから申込み」等と言っていたら、だらだらと勉強してしまいます。
年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国約80都市で実施。
チャンスがたくさんあって、素敵な試験ですね!
2-3ヶ月後の日程で、受験を決めましょう!
嫌いな勉強は、期限を決めて、スパッと終わらせましょう!
目標点数に向けて、課題を小分けにする
1-4「模擬試験で自分のスコアを把握する」での実感を基にして、自分の中の課題を分けていきます。
私の場合は、
はじめて見る単語が多い(単語を忘れている)
リスニングがボロボロ
問題形式に慣れておらず、時間が足りない
時間が長く、おしっこに行きたくなる(長時間の試験を受ける機会が久しぶり)
こういった課題がありました。
そこで、
単語力の強化
各パート別に量をこなしなれる
リスニング攻略
という3つの柱を立て、取り組んで行きました。
TOEIC単語を制する
「よく単語は問題を解きながら覚えていくほうが良い。その方が活きた単語力が・・・」のような意見を耳にします。
これは一理あると思うのですが、私の性格では無理です。
嫌なことは短期間で終わらせたいですよね!
ちまちまと単語学習をしていたら、受験日まであっという間です。
1つの単語帳を決めて、それだけを1-2週間取り組んでください。
このときのコツは、忘却曲線に従って動くことです。
寝る前と起きてすぐの行動が大切です。
嫌ですが、少しの辛抱と思って、頑張りましょう。
各パートの傾向を攻略する
TOEICの試験は、難解な問題は少ないですが、問題量が多いです。
そのため、「慣れ」がとても大切です。
試験当日に余計なことで悩まないように、慣れを作っておくことが大切です。
理想は、パート毎の対策問題集と買うことです。
おすすめは、別の記事にて紹介します。
少し費用がかかりますが、将来の投資と思って、我慢しましょう。
こういった問題集は1回やるだけでは意味がないので、2-3周できるようにスケジュールを立ててください。
特にリスニングは、何度も聞くようにしてください。
少しずつTOEICのリスニングスピードや癖について、分かるようになります。
全てのパートを1-2周した時点で、6の模擬試験に進んでください。
2ヶ月のスケジュールの方は、ここまでを1ヶ月。
3ヶ月のスケジュールの方は、ここまでを2ヶ月。
このペースで終わらせてください。
ここまでの期間に、基礎を固めることが出来るかが大切になってきます。
TOEIC模擬試験を解きまくる (公式&精選模試がおすすめです)
私は10セットほど、模擬試験をこなしました。
リスニングとリーディングを分けても構いませんが、出来るだけ、パート別に解くことがないようにしてください。
また、時間がとれるなら、2時間セットで取り組みましょう!
模擬試験を解いて、1-4の自分と比較して、更にどこが弱いかを分析しましょう。
パート毎の点数は分からないので、正答率でいいと思います。
正答率が弱いパートの洗い出しをし、また、5の各パート対策に時間を注ぎます。
5の各パート対策に戻る

この繰り返しが大切です。
私の時間配分としては、
まとまった時間がとれる休日に模擬試験。
平日は、各パートの対策に時間を費やしました。
ここで各パート対策にて、買った問題集の3周目・4周目に入ります。
その他 – モチベーション維持も大切です(ご褒美)
3ヶ月もモチベーションが保てない方もいるかもしれませんが、我慢です。
何か目標があって、TOEICを受験するのですから、その目標を具体的に想像して、頑張りましょう!
ちなみに、私の場合は、
海外転職したいという目標から、最低でも860点は取りたいという気持ちで頑張りました。
*それ以外にも、
高得点取得者に対する会社からの報奨金
父親の冗談交じりの「900点超えたら、パソコン買ってやるわ~」
をモチベーションにして頑張りました。
結果として、20万円程獲得したので、らくらく元はとれました。
TOEIC独学に関するよくある質問
まとめ – 戦略を立てて量をこなすことが大切
一言でまとめると、「量」が重要です。
量をこなしながら、全体像と個別パートを行き来し、全体の底上げをしていきましょう。
そうすることで、高得点を獲得できるようになると思いますよ!
私が使った問題集については、別の記事で紹介させていただきます。