海外就職してみたい!と思ったはいいものの、どんな準備をしていけばいいか分からない。
今の自分のスキル・資格で赴任できるか不安。
そんな心配をしている方も多いと思います。
ここでは、内定を貰った後に、
海外就職に必要な準備
どんなスキル・資格が必要か
について解説していきます。
結論を先に話してしまうと
必要な準備は、住民票を抜く手続きだけでも十分。 (ビザ等は、就職先が準備してくれたり・案内してくれる場合が多いです。)
必要な資格は、英語力(TOEIC)があればベターですが、必須ではない。
といった感じです。
海外就職に必要な準備

内定を貰った後の準備ということで、解説をしていきます。
初めての海外での生活となる方は、実感がわかずに不安を持っていると思います。
住む場所、通勤方法、ビザ、日本での手続き・・・。
ただ、実際には特にすることはありません。
住む場所、賃貸はどう探す?
社宅を用意してくれる会社もありますが、多くの会社は自分で賃貸を探す必要があります。
海外での賃貸探しは難しそうに思われるかもしれませんが、簡単です。
多くの会社が進出している地域は、すでに日本人が一定数住んでいることが多く、そのための情報が整備されています。

例えば、
「ベトナム 賃貸」
で検索した場合、日本人向けの賃貸サービス会社が出てきます。
そういった会社は、日本語で、手厚いサポートをしてくれます。
赴任当初の慣れていない時期は、こういったサービスで賃貸を探し、慣れてきたら現地向けのサービスを利用し、より安く良い場所に引っ越しをするという流れがいいと思います。
東南アジアでの賃貸は、「サービスアパート」という形態が多く、家具も備え付けであるため、気軽に引っ越しをすることが出来ます。
通勤方法、海外居住者の通勤手段
大抵の場合、すでに先輩日本人社員がいるので、その方のマネをすれば問題ないでしょう。
住む場所もはじめは、そういった先輩日本人が住んでいる場所の近くにし、慣れてきたら違う場所を検討すればいいと思います。
シンガポールのような整備された都市では、バスや電車での通勤となります。
ベトナムやインドネシア等は、鉄道網が未整備な部分もあるので、タクシーやGRABでの通勤になります。

赴任前にビザを取得
ビザの取得までサポートしてくれる会社が多いです。
そうでない場合も、必要書類の案内等はしてくれるため、心配することはありません。
内定を貰っているのであれば、ビザ取得のための要件も満たしていると思うので、そういった案内に従うだけで大丈夫です。
海外赴任前の日本での手続き(住民票、銀行)
住民票
住民票の変更をしなかった場合、給料を支払ってくれる会社が日本企業でなくなるため、厚生年金から国民年金に切り替えがあります。
住民票を抜く(海外への転出届け)を出すことで、国民年金への加入義務がなくなる為、保険料分の支払いがなくなります。
また、その他にも、健康保険・住民税の支払いもなくなります。
将来の年金受け取りや、日本への一時帰国時の医療費の問題もあるため、人によっては残すという選択肢をとる方もいるようです。
住民税については、「住民票を抜いた翌年から非課税」という扱いになります。
1月初旬に渡航予定で、1月に抜いてしまうと、損をするので、この時期に渡航する方は注意してください。
必要書類については、こちらを参考にしてください。
=>海外に転出する手続き、海外から転入する手続きについて知りたい。
海外転職前の銀行手続き (海外赴任をしても使える銀行口座)
現在使っている銀行が、海外で働く場合でも使い続けることができるかを確認しましょう。
日本での非居住者への対応が出来ない銀行の方が多く、口座凍結のリスクもあるため、要確認です。
海外からの送金や日本での急な出費も想定されるので、日本でも持っておいた方がいいでしょう。
SONY銀行やメガバンクが対応しているようです。
ゆうちょ銀行も委任等の条件付きで、口座維持が可能です。
*証券の売買もできなくなるため、要確認です。
海外赴任しても使える銀行口座6選!非居住者向けサービス・手数料解説
海外転職に必要なスキル・資格・語学力
こちらも、内定を貰った後の準備ということで、解説をしていきます。
内定を貰ったはいいが、本当にやっていけるか不安、という方も多いと思います。
しかし、何も心配いりません。
どうにかなります。
何か書きたいですが、特にありません。
内定を獲得している時点で、最低限の基準は満たしている方だと思いますので、本当にどうにかなります。
ただ、今後のキャリアについては考えていた方がいいと思います。
今後も海外に住み続けるのか
日本に帰国することを前提に働くのか
政情が安定していない国もあるため、一つの国でずっと働き続けることは現実的ではないかもしれません。
日本に帰国することが前提ならば、言語スキルだけを極めても、再現性がないかもしれません。
考えすぎも良くないですが、この部分は頭に入れた上で、赴任された方がいいと思います。